
たつの市にある龍野公園は、龍野城のすぐ隣に広がる大きな公園です。
兵庫県内でも有数の桜の名所として知られています。
実は無料で入れる動物園、童謡「赤とんぼ」の作詞家である三木露風の記念碑、スポーツができる広い芝生広場など、桜の季節以外にも見どころがたっぷり詰まっています。
龍野城にも隣接しているため、城下町散策とセットで楽しむのがおすすめです。今回は、そんな「たつの市 龍野公園」をじっくり歩いて体験してきた様子をレポートします!
龍野公園を散策した動画
まずは、たつの市にある龍野公園や隣接する龍野城の雰囲気を動画でご覧ください。緑豊かな園内や、城下町の落ち着いた空気感が伝わるかと思います。
龍野公園ってどんな場所?

たつの市にある龍野公園は、鶏籠山(けいろうさん)のふもとに広がる自然豊かな総合公園です。すぐ隣には龍野城があり、かつての城下町の風情をそのまま残したエリアに位置しています。
この一帯は「播磨の小京都」とも呼ばれており、歴史的な景観と豊かな自然が見事に調和しています。
春は桜、秋は紅葉の名所として賑わいますが、入場無料で楽しめる動物園や、ゆったりとした広場があるため、日常的にも地元の人々の憩いの場として親しまれています。
龍野公園の動物園、無料だけど正直ちょっとさびれてる

たつの市の龍野公園には、小規模な動物園が併設されています。なんと入場料は無料。柵越しに猿やヤギといった動物たちを間近で観察することができます。
ヤギのオリには、1頭だけポツンとたたずんでいました。正直なところ、少しさびれた雰囲気は否めません。
実は以前、ここで飼育されていた猿がエサを十分にもらえずに餓死してしまったという悲しいニュースが話題になったことがありました。そうした背景を知っていると、少し複雑な気持ちになる部分もあります。
華やかで賑やかな大型動物園を想像して行くとギャップがあるかもしれませんが、無料でふらっと立ち寄れるのは大きなメリットです。
少しノスタルジックで静かな空気が流れる中、小さなお子さん連れのファミリーにとっては、お散歩ついでに動物と触れ合える貴重なスポットとなっています。
龍野公園の三木露風記念碑、中央に立つと赤とんぼが流れる

龍野公園ちかくを散策していると、立派な記念碑が見えてきます。これは、日本を代表する童謡「赤とんぼ」の作詞家である三木露風(みきろふう)の記念碑です。
三木露風は、たつの市(旧・龍野市)の出身であり、「赤とんぼ」の歌詞は、彼が幼い頃に見た龍野の夕暮れの風景がモチーフになっていると言われています。
この記念碑には、ちょっと驚くような素敵な仕掛けがあります。記念碑の中央に立つと、センサーが反応して自動で「♪夕焼け小焼けの赤とんぼ〜」というおなじみのメロディーが流れ出すのです。
たつの市の豊かな自然と静かな空気の中で、不意にこの曲が流れてくると、なんとも言えないノスタルジックでエモーショナルな気持ちになります。
たつの市は「赤とんぼのまち」としてこの名曲を大切にしており、龍野公園に来たら絶対に体験してほしいポイントのひとつです。
たつの市龍野公園の広場、スポーツや外遊びもできる

たつの市の龍野公園は、子どもたちが思い切り走り回れるような広い芝生広場も備えています。キャッチボールやバドミントンなどの軽いスポーツや外遊びを楽しむには十分な広さがあり、お弁当を広げてピクニックをしている家族連れの姿も見られます。
また、広場の周辺には木立を縫うように散策路が整備されています。鶏籠山の緑を見上げながらのウォーキングはとても気持ちが良く、日々の運動不足解消やリフレッシュにも最適です。
龍野公園の桜は絶景!春に訪れる価値あり

龍野公園といえば、やはり外せないのが桜です。例年3月下旬から4月上旬にかけて、園内や龍野城周辺に植えられた約1,000本ものソメイヨシノが一斉に咲き誇ります。
公園内にはベンチや座れる場所がたくさん用意されているため、お花見にはもってこいの環境です。私自身も桜の季節に訪れた際、満開の桜の下でお花見ランチを楽しみました。近所の「横田」というお店であなご寿司をテイクアウトして、桜を見ながら食べるのは最高の体験でした。
龍野公園に隣接するおすすめスポット
たつの市の龍野公園は、周辺の歴史スポットとシームレスに繋がっています。公園を訪れたら、ぜひ以下の場所もあわせて巡ってみてください。
龍野城(山麓の復元城)
龍野公園のすぐ隣にあるのが龍野城です。山頂の古城跡は実質的な登山が必要ですが、山麓にある復元された本丸御殿や多聞櫓などは、平地で気軽に見学できます。立派な白壁の建物は入場無料で楽しめ、城下町のシンボルとなっています。
聚遠亭(しゅうえんてい)
龍野公園内にある歴史的な茶室と庭園です。かつての龍野藩主・脇坂家の上屋敷跡であり、秋には紅葉が美しく彩ります。週末にはお茶席が設けられることもあり、静寂の中で風雅な時間を過ごせます。
白壁の武家屋敷エリア
龍野公園から少し足を延ばすと、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている白壁の町並みが広がります。江戸時代の風情がそのまま残っており、のんびりカメラを持って歩くのにぴったりです。
龍野公園近くのあなご寿司「よこた」
龍野公園でお弁当を食べるなら、ぜひおすすめしたいのが地元で愛されるあなご寿司です。公園からほど近い場所にある「よこた(割烹仕出し料理 よこた本店)」は、絶品のあなご寿司を提供しています。
たつの市特産の醤油を使った、タレが甘くて濃厚なこの地域独特の味わいです。お花見やピクニックのお供に最適なので、事前に電話で注文しておくことをおすすめします。
たつの市 龍野公園へのアクセス

たつの市の龍野公園は、電車でも車でも比較的アクセスしやすい場所にあります。
アクセス・駐車場情報電車の場合JR姫新線「本竜野駅」下車、徒歩約20分(約1.5km)車の場合山陽自動車道「龍野IC」から県道29号経由で約2.7km(約10分)
駐車場龍野城下に市営駐車場あり(有料・1回400円程度)。
収容台数は15〜20台ほど。
龍野公園のよくある質問
龍野公園の動物園は有料ですか?
完全無料で入場できます。サルやヤギなどの動物が飼育されており、お散歩ついでに自由に見学することができます。
龍野公園でできることは?
無料の動物園見学、三木露風記念碑、広い芝生広場でのスポーツやピクニック、そして春のお花見や秋の紅葉散策など、多岐にわたって楽しめます。
三木露風とはどんな人ですか?赤とんぼとの関係は?
三木露風(みきろふう)は、たつの市出身の詩人・童謡作家です。誰もが知る童謡「赤とんぼ」の作詞を手がけました(作曲は山田耕筰)。龍野公園の記念碑では、その名曲を聴くことができます。
龍野公園の桜の見頃はいつですか?
例年3月下旬から4月上旬にかけてが見頃です。約1,000本の桜が咲き誇る、兵庫県内でも屈指のお花見スポットです。
龍野公園から龍野城へは歩いて行けますか?
はい、すぐ近くに位置しているため、徒歩でシームレスに行き来することができます。龍野公園の散策と龍野城の見学はセットで楽しむのが定番です。
まとめ
「たつの市の龍野公園」は、桜の名所というだけでなく、少しさびれつつも無料で楽しめる動物園や、立つだけでメロディーが流れる三木露風記念碑、スポーツができる広場など、個性豊かな見どころが詰まったスポットです。
隣接する龍野城や聚遠亭、歴史ある白壁の武家屋敷エリアと一緒に歩けば、1日中たっぷりと楽しむことができます。
お弁当にはぜひ地元のあなご寿司を味わってみてください。
大阪・神戸・姫路方面からもアクセスしやすいので、次の休日のお出かけ先として、ぜひたつの市の龍野公園を訪れてみてはいかがでしょうか。