
全国の駅舎や昭和の古い街並み、ノスタルジックな商店街の散策が大好きな皆さん、こんにちは!
北陸の温泉地を旅する際、多くの人が降り立つ石川県の「加賀温泉駅」。
新幹線の延伸に伴い近代的な高架駅舎へと装いを新たにしましたが、この駅はもともと昭和の高度経済成長期、空前の温泉・団体旅行ブームを支える一大ハブ駅として誕生した深い歴史を持っています。
今回は、鉄道ファンや昭和レトロ散策好きに向けて、加賀温泉駅の歴史的背景や駅前周辺の味わい深い空気感、そして駅を起点に訪れたい昭和情緒たっぷりの温泉街散策スポットをご紹介します。
1. 昭和45年誕生!昭和の観光ブームが生んだ「加賀温泉駅」の歴史
かつてこの地には、大聖寺駅や動橋(いぶりはし)駅など、各温泉地への最寄り駅が個別に存在していました。しかし、昭和の観光ブームや特急列車のスピードアップに伴い、各温泉街へのアクセスを一本化する統合駅として昭和45年(1970年)に「加賀温泉駅」へと改称・新設された経緯があります。
- 昭和の団体旅行ラッシュ:昭和40〜50年代には、大阪や名古屋から特急「雷鳥」「しらさぎ」に乗って大勢の観光客がこの駅に押し寄せました。
- 駅前に残る昭和の残り香:最新の駅舎から一歩外へ出ると、昔ながらのお土産物屋やドライブイン風の看板、タクシー乗り場など、かつての昭和観光地特有の大らかな雰囲気が今も漂っています。
2. 加賀温泉駅を起点に巡る!昭和レトロな3つの温泉街散策
加賀温泉駅からは、山代温泉・山中温泉・片山津温泉といった名湯へ路線バスや送迎バスが発着しています。レトロな街歩きを楽しむなら、以下のスポットが特におすすめです。
① 山代温泉:湯の曲輪(ゆのがわ)と赤瓦のレトロ建築
共同浴場を中心とした「湯の曲輪」という独特の街並みが残る山代温泉。明治時代の総湯を復元した古総湯のまわりには、昭和の面影を残す木造旅館やタイル張りの土産店、路地裏のスナック街が広がり、夕暮れ時の散策に抜群の風情を醸し出します。
② 山中温泉:ゆげ街道の昭和商店街と渓谷美
温泉街のメインストリート「ゆげ街道」には、山中漆器の老舗や昭和レトロな造りの精肉店(揚げたてコロッケが名物)、懐かしい佇まいの喫茶店が並びます。鶴仙渓の豊かな自然と古い温泉街の情緒が心地よく調和しています。
③ 片山津温泉:柴山潟を望む昭和モダンな湯の街
柴山潟のほとりに広がる片山津温泉は、昭和の歓楽街的な賑わいを見せた歴史を持ちます。路地に入ると当時のネオンサインやモルタル造りの建物が残り、湖畔の静けさとレトロな廃美が混ざり合う独特の散策が楽しめます。
加賀温泉駅周辺を散策した動画
加賀温泉駅散策のおすすめ情報まとめ
| 項目 | 特徴・見どころ |
| 駅の歴史 | 昭和45年(1970年)に観光ハブ駅として誕生。北陸観光ブームを牽引 |
| 駅前散策 | 昭和レトロなドライブイン・土産店・バス乗り場 |
| 主な行き先 | 山代温泉(湯の曲輪・赤瓦)、山中温泉(ゆげ街道)、片山津温泉(湖畔の街並み) |
| おすすめ散策スタイル | 駅前からローカルバスに乗って各温泉地の路地裏・商店街巡り |
新旧の表情が交差する「加賀温泉駅」。新幹線で便利になった今だからこそ、昭和の旅人たちが見た温泉街の熱気や、路地にひっそり残るレトロな佇まいに目を向けながら、のんびりと散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
